ASUS グラフィックボード Strix GTX 980 ti のファンを分解して修理する (前編)

 店頭で備品として使用している、ASUS グラフィックボード Strix GTX 980 ti。

ASUS Strix GTX 980ti

 この冷却ファンが、どうやら故障したようです。

 どのように故障したかというと、なんというか、「ブルルン、ガタガタ」といった具合になるのです。多くの場合、回転をはじめてほどなくして停止し、また緩やかに回り始めるというものを繰り返します。たまに何の気まぐれか、ぼちぼち回転してくれているときにも、「キュルルン、チュチュン」などと、それはもうなかなかの音を出しています。イメージとしては、駅前の樹木にとまっている大量の小鳥がさえずっているような感覚です。
 Strix GTX 980 ti には3つのファンが搭載されていますが、そのうち真ん中のファンはあまり異常はなさそうな雰囲気なのですが、左右の2つのファンはよろしくなさそうな様子でありました。

 故障の原因に心当たりは…なくはないです。実は故障する少し前、ASUS のグラフィックボード制御ユーティリティ「AI Suite」で、ファン回転率を手動で変更していました。はっきりとは覚えていないのですが、多分80%~90%に設定していた気がします。で、それで PC をつけっぱなしでフル稼働させておりましたら、いつの間にか「ブルルン、ガタガタ」、「キュルルン、チュチュン」ですよ。
 確実にこれが原因だ!と断定はできないのですが、このくらいしか心当たりがありません。いらんことしちまった。

 幸い、モニタリングソフトなどでGPUの温度を確認してみると、ファン故障前と比べてそこまでの温度上昇は認められなかったため、直ちにどうこうなるものでもなさそうではありましたが、なにぶん騒がしいのと、やっぱりなんだかんだできちんと冷やしてくれていない感が二重に精神衛生上よろしくないことから、何とかすることにしました。

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RAID 構築した NEC Express5800/52Xa に Windows 8 を再セットアップしようとしたら少々つまづいたが、何とかなった

 以前の記事で、NEC ワークステーション Express5800/52Xa に搭載された HDD がうまく認識しなかったが色々やっていたら認識されるようになったというものを扱いましたが、その記事をご覧下さいました、東京都在住のお客様から、「付属のセットアップディスクを用いて、RAID 0 で構成したHDD に対して同様の手続きを試したが、うまくいかない」というご質問を頂きました。

 なんと。
 うまくいかないと。

 これは一体どうしたことだろう、ということで、診させて頂くことになりました。

 最終的な目標は、① RAID 0 で HDD を構成 の上、② 付属の再セットアップディスクを用いて Windows 8 Pro 64bit をインストール、となります。

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Lenovo YOGA BOOK ZA160003JP へ Windows 10 をクリーンインストールした際の「ほかのデバイス」にデバイスドライバを適用する

 「デバイスドライバを当ててみた」シリーズ。
 今回は Lenovo の2in1 タブレット YOGA BOOK ZA160003JP へ Windows 10 Home (64bit) をクリーンインストールの後、デバイスドライバを適用しました。
 デバイスドライバ全般については、「「デバイスドライバ」について」ページでも概説しておりますので、こちらも併せてご参照ください。

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NEC LAVIE Tab W TW710/S2S PC-TW710S2S へ Windows 10 をクリーンインストールした際の「ほかのデバイス」にデバイスドライバを適用する

 「デバイスドライバを当ててみた」シリーズ。
 今回は NEC のタブレット LAVIE Tab W PC-TW710S2S へ Windows 10 Pro (32bit) をクリーンインストールの後、OS標準のものでは正常に適用されないデバイスドライバを適用しました(一部、Windows Update により提供されているデバイスドライバについては省略されています)。
 デバイスドライバ全般については、「「デバイスドライバ」について」ページでも概説しておりますので、こちらも併せてご参照ください。

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HP 14-r200 シリーズのノートPC 14-r237TU のメモリ増量

 HP社のノートPC HP 14-r200 シリーズの一つ、 14-r237TU に対するメモリ容量アップのお話です。

HP 14-r237TUHP 14-r237TU

 情報を調べたり実際にメモリスロットカバーを開けたりするとわかる通り、この機種は、メモリスロットが一つしか搭載されていません(HP 14-r200 シリーズのうち、スタンダードモデルである「HP 14-r229TU」については2スロット用意されているのですが)。そのため、例えばこの機種のメモリを8GBにしたいとなると、現在取り付けられている 4GB メモリを取り外して、8GB メモリに交換する必要があります。で、今回はまさに 8GB にしたかったのです。
 しかし、HPのWebサイトにある仕様書を見てみると、「4GB (4GB×1) DDR3L-1333MHz (最大4GB)※4」の記載が。さらに注釈(※4)を見てみると、

「インテル(R)Celeron(R)プロセッサー搭載モデルに搭載されているメモリは PC3-12800 (1600MHz) ですが、仕様上 1333MHzで動作します。本製品のメモリスロットはユーザーがアクセスできるタイプではありません。上記仕様により最大メモリ数は標準搭載のメモリ値としています。

HP 14-r200シリーズ (仕様書)
– https://jp.ext.hp.com/lib/products/portables/personal/spec_pdf/14_r200.pdf

とのこと。
 …?どういうことだ? PC の仕様上、メモリの動作クロックが制限されることはままあるとして、メモリスロットは本体底面の裏蓋をパカっと開ければすぐにアクセスできるんだか。しかも「上記仕様により最大メモリ数は標準搭載のメモリ値としています」?どういうことでしょう?
 やろうと思えばメモリ容量の増量は可能ということ?

 パっとインターネットで検索したところ、当該機で4GBより大きな容量のメモリに交換した事例は見つけられませんでした。
 仕方ないので、もう少し詳しく調べてみることに。

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MSI のオーバークロックツール Afterburner をインストールしても起動しない場合の対処法のひとつ

 グラフィックカードのオーバークロックツールに、MSI社が無償提供している「Afterburner」というものがあります。

MSI AfterburnerMSI Afterburner

 MSI社が提供してくれているツールではありますが、MSI社がリリースしているグラフィックカードでなくても動作する、使い勝手の良いアプリケーションです。
 ダウンロードは以下のMSI社のグローバルサイトからできるようになっております。

https://www.msi.com/page/afterburner – MSI

(「MSI Afterburner」の語で検索をかけて上位に表示される「AfterBurner(アフターバーナー) – MSI」のリンクは執筆時点では切れていました。日本のMSIのWebサイトのトップページが「https://jp.msi.com/」に変わっているので、無理もないですが)

 で、セットアップファイルをダウンロードし、PCへインストールすれば使えるようになるわけなのですが、時にインストールが正常に完了した後にアプリケーションを起動させても以下のようなエラーが表示されて正常に立ち上がってくれないことがあります。

MSI Afterburner does not workMSI Afterburner エラー表示

 「このアプリケーションのサイド バイ サイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。詳細については、アプリケーションのイベント ログを参照するか、コマンド ライン ツール sxstrace.exe を使用してください。」…だそうです。

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ASUS ノートPC ZenBook UX21E を Windows 10 へアップグレードした際の「ほかのデバイス」にデバイスドライバを適用する

 「デバイスドライバを当ててみた」シリーズ。
 今回は ASUS のノートPC ZenBook UX21E を Windows 7 から Windows 10 へアップグレードした後の不明なデバイスについて取り上げます。
 デバイスドライバ全般については、「「デバイスドライバ」について」ページでも概説しておりますので、こちらも併せてご参照ください。

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Manli NVIDIA ION プラットフォーム マザーボード 「ML-N-IONITX」 へ Windows 10 をクリーンインストールした際の「ほかのデバイス」にデバイスドライバを適用する

 「デバイスドライバを当ててみた」シリーズ。
 今回は Manli社の NVIDIA ION プラットフォーム マザーボード 「ML-N-IONITX」 搭載PC へ Windows 10 Home (64bit) をクリーンインストールの後、デバイスドライバを適用しました。
 デバイスドライバ全般については、「「デバイスドライバ」について」ページでも概説しておりますので、こちらも併せてご参照ください。

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ROMライター EZP2013 を用いて ASUS マザーボード H110M-PLUS D3 の BIOS を復旧

 ASUS の Intel H110 チップセット搭載 LGA1151対応 Micro ATX マザーボード ASUS H110M-PLUS D3。
 入手後、色々あって不動の状態で今の今まで手元にある状況となっております。

 具体的な状況は、電源投入直後の POST 画面で、「Please enter setup to recover BIOS setting. Press F1 to Run SETUP」の表記となり、【F1】キーを押すと「Update BIOS To finish BIOS update, you have to select the same BIOS file (.cap file) again to continue update the BIOS. Please DO NOT shut down or restart the computer during BIOS updating.」となる、と。

 BIOS アップデートに失敗している模様。

 今回は、いろいろと試して試行錯誤しつつ、最終的に BIOS を復旧させたお話です。
 ちなみに、マザーボードのみでの復旧には至らず、ROMライターを用いて復旧させています。


 これから記載する記事は あくまで一事例であり、全ての同様の状況において効果的である保証はありません。 同様の症状を抱えており、以下手順をお試しになる方は「うまくいったらラッキー」程度にお考えください。
 また、意図しない結果となった場合にも当方は一切の責任を負いかねますので、自己責任でお願いいたします。

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拡張カードの PCI-Express 接続部の加工

 ここからは、前回の投稿で行ったPCI-Express x16 の接続部の加工手順を画像付きで掲載していきます。
 PCI-Express の接続部をぶった切るというものは、検索をかけるといくらでもその事例が出てくる割とメジャーな加工でありますので、それほど真新しい情報もないのですが、せっかくやったのでその時のお話を画像付きで記載します。

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