３．故障したファンそのものを直す
後ろ髪を引かれつつ本格水冷化の道に別れを告げ、さぁ、これからどうしようか、というところまできました。
いや、どうするもこうするも、もうこうなったら壊れたファン自体を直すしかあるまい。
というわけで、故障したファンそのものを直すことにしました。
何が原因でどうなっているのか、がわからなければ直しようもありません。というわけで、分解していきます。
初めに、ブラケットを留めているネジを外していきます。DVI端子の六角ネジ受けも外します。
ネジ6か所＋DVI端子の6角のネジ受け2か所を外します
次にボード裏面のネジを外します。パネル部分2か所と、GPUまわりの4か所。
GPUまわりの4か所のうち1か所は、「分解したら保証が無効になるよシール」が貼ってあります。が、どうせ既に保証は切れているので、容赦なく剥がします。
「容赦なく」とか言いつつ、コイツを剥がす際はいつも胸がザワザワします。正直。「ホントに剥がしちゃうのっ…？」
いや、まぁ、剥がしますけど。ネジも外しますけど。
合計6か所のネジを外すと、「基盤」と、ファン＋ヒートシンクからなる「GPU クーラー」とを分離することができるようになり、2枚おろしができます。基盤と GPU クーラーとを分ける際には、GPUに塗り付けられているグリスの固まり具合により分離しづらくなっている場合がありますので、慎重に。
基盤とファンとをつないでいるコネクタは外しておきましょう。
2枚おろし
GPU クーラーの、ファンとヒートシンクを留めているネジを外していきます。青丸の6か所。
これにより、3枚おろしが出来上がります。
3枚おろし
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