よーし、IT モード化するぞー、ということで、TYAN Toledo S5207 PC へ本カードを搭載したところ、通電はするもののビープ音が 6 回鳴るだけで画面が映らない、という症状が出ました。調べてみると、H310 のSMBus 信号とマザーボードとが干渉して起こっている、ということが分かりました。
もう少し深堀りしていくと、これへの対処法にもド定番のものがあるとのことでした。それは、PCI-Express カードの B面の5番目・6番目(B5・B6)のピンを塞ぐ、というものでした。カードをよく見てみると、このカードでは「表側」=ヒートシンクのある側がB面となっていました。
早速絶縁テープで B5・B6 ピンを塞いでみました。
…おぉ、確かにビープ音は鳴らなくなった。
…が、今度は画面が映らない、という症状に見舞われました。でも PC として動いている兆候はある。ということで、試しにオンボード VGA にモニタを接続してみると、画面が映りました。
Claude 先生に頼って聞いてみると、恐らくはグラフィックボードの VBIOS と H310 の Option ROM(BIOS)とが競合して、Legacy BIOS の Option ROM シャドウ空間が枯渇したからでは、とのことでした。ははぁ。
H310 の IT モード化の際、Option ROM 無しでファームウェアを書き換えることで改善の見込み有、とのことで、とりあえずはいったんグラフィックボードを抜き取り、そのままオンボードグラフィックで先に進める、ということになりました。
というわけで、本格的な作業に着手することになりました…が、結局この TYAN PCではうまくいきませんでした。
MegaCli.exe はエラーで実行ができず SAS アドレスを確認しそびれたり(SAS アドレス自体はsas2flsh.exeでも確認可能)、MegaRec.exe での消去は 70% で Error(エラーコード64)になったり、DELL 純正ファームウェアをインストールするために sas2flsh.exe を実行しても途中でスタックしたり、直接 2118it.bin を書き込もうとしても「Firmware Download Failed!」とエラーになったり…というか、そもそも SAS アドレスを確認しないまま消去を行ってしまったり、と散々な状況でした。この間、いろいろと試行錯誤を繰り返しましたが、どれも奏功せず。
この作業は Claude 先生に見守ってもらいながら行っていたのですが、「カードの抜き差し、USB ポートの変更、別の USB メモリでの実行をやってもダメなら、もうこのカード自体がダメなんじゃない?」と言われてしまいました。えー、そんなぁ。
諦めきれずに他の PC(HP Compaq 8200 Elite CMT)で試してみることにしました。これでダメなら潔く諦めるつもりで。
結果、うまくいきました(SAS アドレス確認以外…)。
ここから本格的な手順に移ります。
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