以前、ONKYO HDC-1.0 という PC に Ubuntu をインストールしたお話をしました。
このお話のオチでは、この PC は一通り設定を終えたら倉庫行きということになっていましたが、せっかくだから使おうかなぁ、と思い立ち、今は様々なツールをネットワーク経由で起動させるための PXE サーバとして稼働しています。
電気代を少しでも節約したいのと、PC の寿命を少しでものばしたいと思い、仕事始めに起動させて仕事終わりにシャットダウンしています。
操作するときは原則として SSH でログインするか、GUI 操作が必要な場合には NoMachine というリモートデスクトップアプリケーションを用いるか、ということで実機にキーボード・マウスを接続して直接操作する機会(というか必要性)はめったにありません。
そのため、電源を入れたらすんなり立ち上がってくれさえすればいいのですが、本機はそうもいきません。
起動 (POST) 時にキーボードが接続されていないとエラーで止まってしまうのです。しかもずっと。
BIOS セットアップユーティリティで、このようなキーボードエラーを無視することができたり、キーボードエラーは出るが一定時間後に OS が起動してくれたりする機種も少なくないのですが、本機の場合は BIOS 設定でエラーを回避することも、時間をおいて起動させることもできませんでした。
キーボードをつないでおきさえすれば全く問題ないわけではありますが、わざわざキーボードをつないで置いておくのは少々邪魔です。
ワイヤレスキーボードのレシーバでもあれば場所も取らず一番いいのですが、あいにく今手持ちに空いているキーボードレシーバはありませんでした。だからといってこれの為だけにわざわざレシーバだけを買うのもなぁ…
というわけで、キーボードのダミープラグ的なものを作ることにしました。
用意するのは、普通の有線キーボード。
今回は DELL の KB216t を使用します。
動作は全く問題ないのですが、キートップに文字カスレがあったりテカリが目立ったりと、商品として扱うには少々厳しめのコンディション。
ただ捨てるのもかわいそうなので、第二の人生を送ってもらうことにします。
まず、裏側のネジをすべて外して、キーボードを開き、キートップ部分のトップカバーを分離させます。
ラバードームのあるラバーシートが出てきます。
次に、ラバーシートを取り外します。すると、キーボードを押したときに反応するメンブレンシートが出てきます。
メンブレンシートがつながっている、この基板がキーボードの基板です。キーボードを分解するたびに毎度思うが、拍子抜けするほどあっけない。
細長い金属の棒状の物を取り外し、メンブレンシートを取り外します。
ここまででキーボードの分解は完了です。
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