エラー 0x80070057 によりシステム修復ディスクが作成できない、またはエラー 0xc000000f によりコンピューターの修復が正常に動作しない場合の対処法のひとつ

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 Windows 7 搭載の TOSHIBA 製 PC dynabook Qosmio T750/T8BJ PT750T8BBFBJ。
 前回の記事で、無線LANアダプタのデバイスドライバがなかなか当たらなかったり Windows 10 にアップグレードできなかったりで、結局そのアダプタ自体を交換して全てが解決したコです。
 今度はこのコ、「システム修復ディスク」が作成できない症状が発生しました。

Error create system repair disc「システム修復ディスクを作成できませんでした」
「パラメーターが間違っています。(0x80070057)」だそうな

 ダイアログに表示されているエラーコード「0x80070057」でWeb検索してみると、色々と対処法が見つかります。

「『コントロールパネル』→『時計、言語、および地域』→『地域と言語』→『形式』タブ右下『追加の設定』→『小数点の記号(D)』を『.』(ピリオド)にする」

とか、

「『レジストリ エディタ』起動→『\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\System』キーを探す→DWORD『CopyFileBufferedSynchronousIo』追加→値を『1』にする」

とか。私の環境ではいずれの方法でも改善されませんでした。
 前者については、元々小数点の記号はピリオドであったし、後者についてはそもそも該当キーが存在せず、手動でキーと値・データを追加しても改善せず。

 他には「Windows インストールディスクから起動→『コンピューターを修復』→(若干省略)→コマンドプロンプト起動→『recdisc』起動」でシステム修復ディスクを作成、というのもありました。確かにこの方法だとシステム修復ディスクを作成できたのですが…ですが、ですよ。Windows インストールディスクがあるならシステム修復ディスクいらないじゃん!インストールディスクがあれば、それを使ってシステム修復ディスクでしたいことができますもん。
 それに、もしインストールディスクを持っていなかったからといって、システム修復ディスクを作成するためだけにわざわざインストールディスクを買うのはあまりにも贅沢…無性に白米だけ食べたい気分の時に特上うな重弁当なんて買わないですって。

 …と、いうわけで、今回は「Windows 7 環境にて 0x80070057 エラーによりシステム修復ディスクが作成できない」現象を改善した一事例です。
 ただし、完全な改善と言い切れない側面がありますので、最終ページの「追記」までお読みいただけましたら幸いです。もう、なんならはじめに追記から目を通していただいた方がよいかもしれません。


 具体的な改善方法を記載する前に、同時に発生している問題について触れておきます(タイトルで既に触れていますが…)。
 Windows 7 がインストールされている PC の場合、電源投入後にキーボードの【F8】ボタンをトントンと押していると、「詳細ブート オプション」なるものが表示されます。

Advanced Boot Options

 通常、ここで表示されている「コンピューターの修復」を押すと、システム修復ディスクから起動したときと同様のこと(完全に同じではありません)ができるのですが…

0xc000000f状態:0xc000000f
情報:要求されたデバイスにアクセスできないため、ブートの選択でエラーが発生しました。

 この PC、現状「コンピュータの修復」を起動できない状態となっております。
 今回の記事の手順を踏むことによって、このエラーについても改善しましたので、同様の症状でお困りの場合、参考までに。

…次ページへ続きます

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「エラー 0x80070057 によりシステム修復ディスクが作成できない、またはエラー 0xc000000f によりコンピューターの修復が正常に動作しない場合の対処法のひとつ」への2件のフィードバック

  1. 結局1度windows10にアップデートしちゃったら、Windows7のシステム修復ディスクは作れないってことですかね。
    windows10にアップデートしたことが、Windows7のシステム修復ディスクがダウンロードできなくなる原因だと分かりました。ありがとうございます。

    ああああ、アップデート前にシステム修復ディスク作成しておけばあぁぁ
    (いろいろあってvista時代のwin7中古pcが起動できなくなり、win10にした別のノートpcを7に戻してシステム修復ディスクを作り、それで修復しよう(←グレーゾーン行為)と思い立つも出来ず、死亡。6000円で買ったやつなので良いですけど(安物買いの…))

    ちなみに無償アップグレードは実は今日までらしいです。(2018/1/16)

    1. 記事をご覧いただき、ありがとうございます。

      そうなんです。おっしゃいます通り、現状では結局のところ、一度 Windows 10 にアップグレードしてしまいますと、Windows 7 のシステム修復ディスクが作成できない、ということなのです。せめて「Windows.old」フォルダ内にでも当該ファイルを残しておいてくれればいいものの、と思わずにはおれません。
      ちなみに「win10にした別のノートpc」のリカバリディスクなどはお手元にございますでしょうか?機種・添付ディスクの種別にもよりけりではあるのですが、ディスク内に「Winre.wim」の格納されているケースもあったかと、うろ覚えながら記憶いたしておりますので、試しにご確認いただけましたら幸いであります。

      Windows 10 の無償アップグレードの実質的な期限が 2018/1/16 までということは、万次郎様の投稿で初めて知りました…勉強不足でした…。
      が、しかし。その期限後もなお、Windows 10 へのアップグレードはできてしまうようであります(最終確認日は2018/01/24)。この辺は検証を重ね、追って報告したいと考えております(が、色々バタバタとしており一体いつになることやら…)。

      大したお力になれず恐れ入ります。何らかの新情報が得られましたら随時更新していくつもりではありますので、(その頃には既にほかの手を打たれているかもしれませんが…)どうぞよろしくお願い致します。

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