HP のモバイルワークステーション EliteBook 8470w。先日、本機を Windows 7(Windows 8 からのダウングレード権行使) から Windows 10 へアップグレードしました。色々と Windows 10 に非対応のアプリケーションが自動的にアンインストールされたものの、ひとまずアップグレードは完了しました。
さぁ、まずはひと段落、ということで、一旦電源を切ろうと「シャットダウン」したわけです。そしたら程なくして、デスクトップ画面が出てきました。
あ…ありのまま 今 起こったことを話すぜ!
「おれは このPCでシャットダウンを選択したと思ったら いつの間にかデスクトップ画面を出していた」
全く事態が飲み込めないまま、とりあえずもう一度「シャットダウン」したところ…。
やはり、一瞬「シャットダウンしています」と表示されてすぐに暗転し、デスクトップ画面に切り替わります。なんだこりゃ?
ちなみに、「サインアウト」を選択すると、正常にサインアウトがなされました。サインイン画面右下の「電源」ボタン(地図記号の「果樹園」みたいなマーク。実際には「0」と「1」との組み合わせなのですが)をクリックして改めて「シャットダウン」を選択すると、画面が暗転してHDDがカリカリいっています。おっ、これだと電源が切れるのか?
…
切れません。というか、やっぱりデスクトップ画面に戻りました。
なんだ、これ?
* * *
Windows 10(というか、Windows 8 から)は、「シャットダウン」を選択する際にそのままクリックしてシャットダウンすることを「通常シャットダウン」、【Shift】キーを押しながらクリックするシャットダウンを「完全シャットダウン」と呼びます(蛇足となりますが、BIOS(UEFI)を起動させようとする場合などに「完全シャットダウン」を行います)。
今までは「通常シャットダウン」を行っていたということになるので、何の気なしに「完全シャットダウン」を行ってみました。すると、おぉ、電源が切れた。
問題は「通常シャットダウン」ということで、問題となっているのは恐らく Windows 8 より実装された「高速スタートアップ」機能であろうという目星はつきました。で、この「高速スタートアップ」を無効化したところ、普通に「シャットダウン」を選択しただけで正常にシャットダウンがなされるようになりました。
せっかくなので、その手順を画像付きで記載しておきます。同様の症状でお困りの方は、参考までに。
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