PCの調子が悪くなった時、機械の不調なのかソフトウェアの不調なのかを切り分けるため、あるいは、PC内のデータを取り急ぎ救出するために重宝する、Linux Live CD/DVD。
PCにインストールすることなく、CD/DVDからオペレーティングシステム(OS=Linux)を起動するため、PC本体が絶望的に故障していない限り、「とりあえず」PCを動作させることが可能となります。
Linuxには数多くの種類があるのですが、その中で私がよくお世話になっていたのが、今回取り上げる「 Knoppix 5.3.1 」です。
一応、Knoppix 5.3.1 のisoイメージ( 4.31GB / 4,638,265,344byte )を置いておきます。
DVDにisoイメージを書き込んで使用します。isoイメージのディスクへの書き込み方については、インターネット上に情報が豊富にありますので省略します。
これ、冒頭で述べたような、不調の原因の切り分けやデータ救出などに重宝していました。 Knoppix には様々なバージョンがあるのですが、個人的にはこの 5.3.1 というのが一番好みでした。
今回、たまたま使用する機会が出来たので久々に日の目を見ることになるはずだった Knoppix なのですが、 いつも使っていたディスクがキズのせいかうまく読み込まれなくなってしまったため、再度ディスクを作り直すことに。
ディスクのイメージファイルは以前ダウンロードして保管しているはずであったのですが、探すのも手間であったので、 インターネット経由で再度ダウンロードしようとしたところ…日本語版の開発・配布Webサイトが閉鎖されていました。
ちょっと調べてみたところ、2015年春には終了していた模様で…
使用頻度はめっきり減り、だいぶご無沙汰だったのですが、愛着のあるものが開発中止となると、やっぱりなんか寂しいですね(本家サイトは健在であるし、日本語のLinuxといえばココをおいてどこがある!ともいうべき「ライブCDの部屋」様もありますので、ディストリビューションとしては残っているのですが、 Linuxってバージョンごとに結構異なる部分があって、好みのものというのがあると思うんです)。
とはいえ、感傷にひたっている場合でもないので、仕方なしにガサゴソとイメージファイルを探し出して、ディスクを作り直しました。 ディスクから起動して、「あ~、これこれ」などと久々の再会を喜びつつ、無事に用事を済ませました。
いやぁ、それにしても、寂しいなぁ…。
【2015/09/16:新規投稿】
【2016/05/05:ページ移動,追記】