1.5. 画面解像度の調整が xrandr ではうまくいかなかった話
このページは蛇足です。
画面解像度を調整する方法としては他に xrandr を使用する方法もありますが、こちらではうまくいきませんでした。具体的には、「設定」の「ディスプレイ」で、「解像度」を 1920×1080 にする選択肢を表示させるところまではいったのですが、いざ 1920×1080 を選択して適用させると、画面が真っ暗になりほどなく消える、という挙動を延々と繰り返すようになりました。
以下は当環境では失敗した手順です。本記事は備忘録であるということで一応示しておきます。
1-a. ディスプレイ名を確認
xrandr
今回の環境では、ディスプレイ名は「VGA1」とのこと。
1-b. Modeline 生成
cvt 1920 1080 60
今回の環境では、「”1920x1080_60.00″ 173.00 1920 2048 2248 2576 1080 1083 1088 1120 -hsync +vsync」となりました。
これ(“1920x1080_60.00″から+vsyncまで)をコピーしておきます。
1-c. 新しいモード追加
xrandr --newmode "1920x1080_60.00" 173.00 1920 2048 2248 2576 1080 1083 1088 1120 -hsync +vsync
1-d. 新しいモードをディスプレイに割り当て
xrandr --addmode VGA1 "1920x1080_60.00"
1-e. 新しいモードに切り替え
・xrandr --output VGA1 --mode "1920x1080_60.00"
これを実行したところ、画面がほんの一瞬消えるのですが、元に戻っても画面解像度は1024×768のままでした。
また、先に述べた通り「設定」の「ディスプレイ」で、「解像度」を 1920×1080 にする選択肢が出ては来るのですが、選択して適用させても正常に画面の表示がなされませんでした。
以上、今回は用をなさなかった xrandr にまつわる画面解像度調整の手順でした。
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