メディア作成ツール(MediaCreationTool)で作成したWindows 11インストールメディアがPC上で認識されないときの一つの対処法

 Lenovo IdeaCentre 510A が入荷しました。

Lenovo IdeaCentre 510a画像はLenovo様より

 Windows 11 をクリーンインストールしようとしたところ、なぜかインストーラが起動しませんでした。

 はじめはメディアの調子が悪いのかな?と思い、複数あるインストールメディアをすべて試したものの全部ダメ。
 UEFI(BIOS) の設定がおかしいのかな、と思い、SecureBoot を切ったりなんだりいろいろ試したものの全部ダメ。

 こりゃまずい、もしかしたら USB ポートが悪いのか…と思い、全部のポートにキーボード・マウスのレシーバを接続すると全部 OK。なんだこれ?

 困ったぞということで、検索をかけてみることに。
 サクっと検索する感じではこれといった情報が得られなかったものの、「Rufus でメディアを作ったらうまくいったよ」という事例を見つけました。
 試してみると…おおっ、メディアが認識した!

 ポイントは作成したインストールメディアのパーティション構成みたいです。

 MediaCreationTool で直に作成したインストールメディアを「ディスクの管理」で確認してみると、パーティション構成が MBR だったのですが、これだと一部機種では起動しないみたいです。で、Rufusでメディアを作成するときにはパーティション構成を選ぶことができて、GPTで作成可能、と。GPT で作成されたインストールメディアだったら認識してくれる、とまぁこんな感じっぽい。

 多分他の機種でも有効な場合があると思うので、せっかくなので手順をおさらいしておきます。

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