ONKYO HDC-1.0 を分解してストレージ交換した話

 続いて、フロントパネル(プラスチック)を取り外します。上下左右の四隅の他に、下側中央部分にもツメがあるという。

HDC-1.0 Front Panel Tabs

 このツメ、要るん?長いドライバーを使って外しました。で、外れるとこうなる。

Inside of ONKYO HDC-1.0 4

 さらに、フロントパネル(金属)を取り外します。9か所の黒いネジをひたすら外していくと取れます。

Front of ONKYO HDC-1.0 4

 電源スイッチとかLEDとかのケーブルが取り付けられているので、強く引っ張らないように気をつけます。

Inside of ONKYO HDC-1.0 5

 この次はソケットレンチorラジオペンチで。光学ドライブ/ストレージマウンタを取り外します。マウンタは本体底面に3か所、ナット留めされています。

Nuts 1

Nuts 2

 ストレージに取り付けられているSATAケーブル(電源コネクタ一体型)を取り外し、ナットを外して、マウンタを取り出す。
 ナットをラジオペンチで取り外した方向けのお話なのですが、再度ナットを締める際、ラジオペンチで締めはじめるのがけっこうツラいです。細いピンセットを用いてある程度締めてから、仕上げにラジオペンチで締めるとやりやすいです。

Inside of ONKYO HDC-1.0 6

 この時点である程度マザーボードにもアクセスできるようになるので、ついでに切れていた CMOS バッテリも交換。

Panasonic CR2032

 今回は既に交換済ですが、ここまで分解すればメモリ交換も可能です。
 「どうせなら 4GB x2 の 8GB にでもしたいなぁ」、「なんで前回の分解時に 8GB 化していなかったんだろう、32bit OS だったからかな?」とか頭をよぎりもしたのですが、よくよく考えたらそもそも Intel 945GM Express チップセットの仕様上、メモリは 4GB までなんですよね、本機。こりゃどうしようもねぇ。
 そして、DDR2 SODIMM 4GB、ちょっと調べてみたら2025年6月の今でも結構いい値段するんですね。中古市場で1枚あたり\3,000-\5,000程度。まぁ割と珍しいもんなぁ。

 ちなみに CPU を交換する場合には、もう少し先まで分解を進める必要があります。

 作業を続けます。

…次ページへ続きます

  • スポンサーリンク
  • スポンサーリンク