続いて、フロントパネル(プラスチック)を取り外します。上下左右の四隅の他に、下側中央部分にもツメがあるという。
このツメ、要るん?長いドライバーを使って外しました。で、外れるとこうなる。
さらに、フロントパネル(金属)を取り外します。9か所の黒いネジをひたすら外していくと取れます。
電源スイッチとかLEDとかのケーブルが取り付けられているので、強く引っ張らないように気をつけます。
この次はソケットレンチorラジオペンチで。光学ドライブ/ストレージマウンタを取り外します。マウンタは本体底面に3か所、ナット留めされています。
ストレージに取り付けられているSATAケーブル(電源コネクタ一体型)を取り外し、ナットを外して、マウンタを取り出す。
ナットをラジオペンチで取り外した方向けのお話なのですが、再度ナットを締める際、ラジオペンチで締めはじめるのがけっこうツラいです。細いピンセットを用いてある程度締めてから、仕上げにラジオペンチで締めるとやりやすいです。
この時点である程度マザーボードにもアクセスできるようになるので、ついでに切れていた CMOS バッテリも交換。
今回は既に交換済ですが、ここまで分解すればメモリ交換も可能です。
「どうせなら 4GB x2 の 8GB にでもしたいなぁ」、「なんで前回の分解時に 8GB 化していなかったんだろう、32bit OS だったからかな?」とか頭をよぎりもしたのですが、よくよく考えたらそもそも Intel 945GM Express チップセットの仕様上、メモリは 4GB までなんですよね、本機。こりゃどうしようもねぇ。
そして、DDR2 SODIMM 4GB、ちょっと調べてみたら2025年6月の今でも結構いい値段するんですね。中古市場で1枚あたり\3,000-\5,000程度。まぁ割と珍しいもんなぁ。
ちなみに CPU を交換する場合には、もう少し先まで分解を進める必要があります。
作業を続けます。
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