DELL ワークステーション Precision T5600 の「HDD0」~「HDD3」SATA ポートに HDD を接続して Windows 10 をクリーンインストールした

 DELL の機種毎ドライバ提供ページからダウンロードしたドライバがうまく適用できなかったので、ドライバを探しなおすことに。
 色々と(というほどでもないが)検索をしたら、こんなドライバがありました。

https://www.dell.com/support/home/jp/ja/jpbsd1/drivers/driversdetails?driverid=x5w2d

このパッケージにはインテルC600 SCUストレージコントローラ用ドライバが含まれており、Windowsオペレーティングシステム(Vista、Windows 7、およびWindows 8 32/64ビット)が実行されているDell Precision Tシリーズで使用できます。

Intel Storage Controller Driver 詳細
– DELL Support

 だそうな。「サポート対象のオペレーティングシステム」に Windows 10 がリストされていないのが少々気がかりではあるものの、まぁとりあえずやってみるか。

 先ほどと同じ要領で、他機でダウンロード&解凍&USB フラッシュドライブへのコピーを済ませておいて、再び Precision T5600 へ挿し込み。「フォルダーの参照」でドライバの保存先を選択するのですが、選択肢となるフォルダがいっぱいあるんです。

 分類してみると、フォルダ名の「iaStor」のあとが「A」or「S」のいずれかで、そのあとが「(無印)」or「win8」のいずれか、さらにそのあとが「32」or「64」のいずれか、というものです。
 ここでいう「A」というのは AHCI 、「S」というのは SCU を指しているであろうということで、「S」。
 「(無印)」は Windows 8 以前の OS 対応、「win8」はそのまま Windows 8 (以降) 対応を指しているであろうということで、「win8」。
 「32」は 32bit、「64」は 64bit 対応ドライバを指しているであろうということで、「64」。

 ということで、「RSTe_f6_iaStorS_win8_64」という名前のフォルダを選択。
 「f6」ですって。Windows XP 時代によくやったなぁ(Windows 7 でもか)…

Select [RSTe_f6_iaStorS_win8_64] folder

 [OK] を押して祈っていると…

Select the driver to be installed

 出たー!
 名称は「Intel(R) C600 Series Chipset SAS RAID (SATA mode)」だそうな。チップセット内蔵の SAS ってことね。そういや SATA ポートのすぐ近くに SAS ポートもあったな。そういうことね。
 とはいえ、ここまできてもまだ油断ならなくてですね、ここで [次へ] ボタンを押してもうまくストレージを見つけられない場合もままあるのです。
 [次へ] を押して祈っていると…

HDD found

 出たー!
 HDD が認識されました。[次へ] ボタンを押してインストールを続行すると…

Setup Windows 10Windows 10 初期設定画面

Windows 10 DesktopWindows 10 デスクトップ

 無事インストールが完了し、Windows 10 が起動しました。
 蛇足とはなりますが、ドライバフォルダ選択時に今回は「win8」と記載のあるフォルダを選択しましたが、「(無印)」フォルダでも HDD は認識されました。
 このドライバをぜひ機種別ドライバダウンロードページに用意してくださいよ、DELL さん。

【2018/06/30:新規投稿】

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