グラフィックカードのオーバークロックツールに、MSI社が無償提供している「Afterburner」というものがあります。
MSI Afterburner
MSI社が提供してくれているツールではありますが、MSI社がリリースしているグラフィックカードでなくても動作する、使い勝手の良いアプリケーションです。
ダウンロードは以下のMSI社のグローバルサイトからできるようになっております。
https://www.msi.com/page/afterburner – MSI
(「MSI Afterburner」の語で検索をかけて上位に表示される「AfterBurner(アフターバーナー) – MSI」のリンクは執筆時点では切れていました。日本のMSIのWebサイトのトップページが「https://jp.msi.com/」に変わっているので、無理もないですが)
で、セットアップファイルをダウンロードし、PCへインストールすれば使えるようになるわけなのですが、時にインストールが正常に完了した後にアプリケーションを起動させても以下のようなエラーが表示されて正常に立ち上がってくれないことがあります。
MSI Afterburner エラー表示
「このアプリケーションのサイド バイ サイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。詳細については、アプリケーションのイベント ログを参照するか、コマンド ライン ツール sxstrace.exe を使用してください。」…だそうです。
今回の場合は、PC内に「Microsoft Visual C++ 2008 (x86)」がインストールされていないことが原因となっています。これは以下からダウンロードできます。
Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (x86) – Microsoft
Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86) – Microsoft
どちらか一方をインストールすればOKですが、注意点があります。
Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージには「(x64)」というものもあるのですが、たとえ PC に導入されているのが 64bit 版の Windows であったとしても、ここで必要となるのは「 (x64) 」のものではなく「 (x86) 」のものである、ということです。
で、無事パッケージをインストールすると…
MSI Afterburner が無事起動した
こんな感じで起動できますよ、と。
Afterburnerが起動しない場合には、参考までにご確認ください。
Afterburner 自体の具体的な使用法については、ほかのWebサイトをご参照ください。
【2017/03/27:新規投稿】