とにかく何でもよいので加工用グラフィックカードを所望していたわけでありますが、万一加工に失敗したり予期しない動作をしたりしたら取り返しがつかないので、とりあえず手元で持て余していたこのカードにまな板の上にあがってもらうこととなりました。
元々、「比較的新しめのグラフィックカードでは本機では動作しない」的な情報を得ていたため、少々古いくらいが丁度いいということでのチョイスでもあります。ファンがないのは、単純にファンが壊れたためです。とりあえずの動作確認は卓上扇風機でも当てて冷やすつもりです。
これをグリグリと加工していくわけですが…
はい、出来上がったものがこちらとなります。で、いざ実装。
上側の「SLOT3_PCIE」に挿しているのは、下側の「SLOT1_PCIE」に挿そうとすると、カードとSATAコネクタ同士が干渉してしまうためです。ちなみに、「SLOT2_PCIE」は、そもそもスロットがマザーボードに実装されていません。スペースのみ有。
では、満を持して電源ON!…おっ、DELLロゴ出たっ!よしよし。
…ん?画面が真っ暗…。
嫌な予感しかしないけれど、一旦グラフィックカードを抜き取り、もう一度挿しなおして、改めて電源ON!よーし、今度はとりあえずBIOSを起動させよう。【F2】をトントン、と。
…んん…やっぱり画面が真っ暗…。だめだぁぁぁぁ!何回やっても同じ。マザーボードのSATAケーブルを全部取り外して下側の「SLOT1_PCIE」へ差し込んでもBIOS起動せず。こりゃアカン。やっぱり見切り発車で行動するもんではないなぁ…
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