2016年7月29日23時59分（UTC-10：ハワイ標準時）までよ、とこれでもかというほど強調され続けてきました Windows 10 無償アップグレードキャンペーン。ついにその期限を迎えました。
アップグレードは、対象PCにほぼ自動でインストールされてしまっていた「GWX」アプリから実行するか、Mocrosoftの「Windows 10 にアップグレードする方法」Webサイトから実行するか、あるいは「Windows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル)」Webサイトから「MediaCreationTool.exe」なるものを入手して、インストール用USBフラッシュかDVDを作成して実行するか、と、いくつかの方法で行うことができました。
アップグレード期限が切れた今（執筆時点：2016/07/31 12:00 現在）、「GWX」アプリでも「Windows 10 にアップグレードする方法」Webサイトでも「Windows 10 の無償アップグレード キャンペーンは終了しました」という旨のメッセージが表示されるようになっています。「GWX」アプリに関しては、日本時間 2016/07/30 00:00 時点で既に「アップグレードキャンペーンは終了しました」メッセージに切り替わっていました。
期限が切れた後に Windows 10 アップグレードを行うとどうなるのか、あらかじめ（日本時間 2016/7/30 10:00頃）作成しておいたUSBフラッシュを用いて試してみました。
対象PCは、Windows 7 Professional SP1 32bit の Toshiba ノートPC です。
行った作業は以下の通りです。
・対象PCに先のUSBフラッシュを差し込み、「setup.exe」を実行。
・「重要な更新プログラムをインストールします」を「今は実行しない」で「次へ(N)」
・「ライセンス条項」で「同意する(A)」
・（引き継ぐ項目を選んでください）が表示されたら「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」で「次へ(N)」）
・「インストールする準備ができました」で「インストール(I)」
その結果…アップグレードが完了。まぁアップグレード自体はできますよな、そりゃぁ。問題はライセンス認証の状態なわけでありまして。恐る恐る「Windows ライセンス認証」を確認してみると…おぉ！「Windows はライセンス認証されています」となっている！
ちなみにライセンス認証の状態は、
①「画面左下の Windows マークにカーソルを合わせて右クリック」→「システム(Y)」
②「画面左下の Windows マークをクリック」→「設定」→「更新とセキュリティ」→「ライセンス認証」
③「コマンド プロンプトを起動」→「『slmgr /dlv』と入力、【Enter】」
のいずれかで確認ができますが、いずれにおいてもライセンス認証が完了している旨の表記となっています。
どういうことだ？私がアップグレードの期限について何か勘違いしているのか…？
…次ページに追記