結果を先に書きますと、システムドライブ(≒Cドライブ)直下の「Recovery」フォルダが何らかの原因で削除されていたことが原因であり、それを手動で復元することにより現象が改善しました。
普段は、隠しファイルやシステムファイルは非表示の設定となっているため、この「Recovery」フォルダが無くなっているか否かを判定するためには、隠しファイルやシステムファイルを表示するように(一時的に)設定を変更する必要があります。その手順は以下の通りです。
1.「フォルダー オプション」を開く
エクスプローラーのメニューバーの「ツール(T)」→「フォルダ― オプション(O)」。
メニューバーが表示されていない時には、キーボードの【Alt】キーを押すことによって出現します。
2.「ファイルとフォルダ―の表示」の設定を変更
フォルダ― オプションが開いたら、「表示」タブを選択。「詳細設定」の欄に「ファイルとフォルダ―の表示」項目があります。
通常は下段「隠しファイル、隠しフォルダ―、または隠しドライブを表示しない」ラジオボタンにチェックが入っておりますので、上段「隠しファイル、隠しフォルダ―、および隠しドライブを表示する」ラジオボタンにチェックを入れます。もし初めから上段にチェックが入っている場合には変更の必要はありません。
3.「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない」の設定を変更
「詳細設定」の欄を下にスクロールしていくと、一番下に「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)」という項目があります。
通常はその項目の左側のチェックボックスにチェックが入っておりますので、そのチェックを外します。
チェックを外そうとすると、以下のようなダイアログが出ますが…
以上の手続きが終わったら、「適用」ボタンを押します。
これで隠しファイルやシステムファイルが表示されるようになりました。
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結局1度windows10にアップデートしちゃったら、Windows7のシステム修復ディスクは作れないってことですかね。
windows10にアップデートしたことが、Windows7のシステム修復ディスクがダウンロードできなくなる原因だと分かりました。ありがとうございます。
ああああ、アップデート前にシステム修復ディスク作成しておけばあぁぁ
(いろいろあってvista時代のwin7中古pcが起動できなくなり、win10にした別のノートpcを7に戻してシステム修復ディスクを作り、それで修復しよう(←グレーゾーン行為)と思い立つも出来ず、死亡。6000円で買ったやつなので良いですけど(安物買いの…))
ちなみに無償アップグレードは実は今日までらしいです。(2018/1/16)
記事をご覧いただき、ありがとうございます。
そうなんです。おっしゃいます通り、現状では結局のところ、一度 Windows 10 にアップグレードしてしまいますと、Windows 7 のシステム修復ディスクが作成できない、ということなのです。せめて「Windows.old」フォルダ内にでも当該ファイルを残しておいてくれればいいものの、と思わずにはおれません。
ちなみに「win10にした別のノートpc」のリカバリディスクなどはお手元にございますでしょうか?機種・添付ディスクの種別にもよりけりではあるのですが、ディスク内に「Winre.wim」の格納されているケースもあったかと、うろ覚えながら記憶いたしておりますので、試しにご確認いただけましたら幸いであります。
Windows 10 の無償アップグレードの実質的な期限が 2018/1/16 までということは、万次郎様の投稿で初めて知りました…勉強不足でした…。
が、しかし。その期限後もなお、Windows 10 へのアップグレードはできてしまうようであります(最終確認日は2018/01/24)。この辺は検証を重ね、追って報告したいと考えております(が、色々バタバタとしており一体いつになることやら…)。
大したお力になれず恐れ入ります。何らかの新情報が得られましたら随時更新していくつもりではありますので、(その頃には既にほかの手を打たれているかもしれませんが…)どうぞよろしくお願い致します。